確率  

問題(目標75秒/150秒)

 それぞれ色の異なるA〜E5足(計10個)の靴からランダムに4個を選ぶとき、2足ともそろっている確率はどのぐらいか。

1 3/7
2 1/21
3 2/21
4 1/24
5 5/24

 

 

 

 

 

 

 

 

実戦の考え方

 まず、10個の靴から4つの靴を選ぶパターンは104210通り(=(10*9*8*7)/(1*2*3*4))あります。
これは組み合わせの基本ですので、知らない人は参考書などを読み返してください。

そして、2足ともそろうパターンの数はA、B、C、D、Eの中から2種類選ぶことと同じなので
52=で10通りあります。
(靴のうち、AB、AC、AD、AE…CD、CE、DEがそろう計10通りという意味)

確率とは、2足ともそろう場合(パターン)の数÷全体の選び方の場合(パターン)の数ですから、
10÷210=1/21
となります。

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 確率とは
起こりうる
すべての場合の数がN通りあり、その中で特定の
ことがら
が起こる場合の数がa通りである場合、
そのことがら「起こる確率」はa÷N(a/N)である。
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正解、2

解説

 今回は裏技というより王道の解きかたになってしまいました。ただ、確率を深く考えると落とし穴にはまります。
確率の基本=(求める場合の数「10通り」)÷(全体の場合の数「210通り」)
ですね。確率の掛け算(積の法則)などは、もうちょっと先の話なのです。

次回は少し変わった解法(?)の問題にしようと思います。