勉強法、勉強時間について

 

 1次試験を無事クリアするためには何を、どれだけ勉強すれば良いか?これは、誰しも最初に思う疑問でしょう。

 ここで私の結論を書いてしまえば、
「勉強時間はできるだけ毎日確保、時間の使い方は復習を中心に」
 ということです。

 本来この点に関しては、(無責任ですが)「人それぞれ」であることは確かでしょう。しかし、本当に試験に受かりたいのであれば、やはり毎日勉強するに越したことがないと思います。もちろん、他に楽しみがないと勉強の効率が悪いかもしれません。息抜きが必要なこともあるでしょう。でも、勉強は試験前の時期しかできないのです。置かれている境遇はさまざまでしょうが、自分の生活パターンを考えて毎日勉強の時間を作っておくことは重要だと考えています。
 一応、私は3時間(電車往復2時間+1時間)をできるだけキープするように1年間を過ごしました。余裕がある時はもちろん増やしますが、1日に詰めすぎると集中力が下がるのであいた時間にリフレッシュです。勉強が3時間だと少ないと思う人がいるかもしれませんが、机や本に向かわない時間でも頭の中でたまに復習し、知識を定着させていました。何時間勉強したかより、実はこのことが重要なのかもしれません。人間、座っているだけだと脳も働きにくいです(と誰か偉い人が言っていました)。

 勉強法については、各科目ごとにまた違う方法があるはずですが、全般的には「復習」が最も大事だと思います。長丁場となる公務員試験で覚えたことからどんどん忘れていってしまっては、勉強してきた意味があまりありません。試験まで間があるのであれば、忘れないうちに何度も復習を重ねるのが効果的でしょう。
 では試験直前では幅広く詰め込んだ方がいいかというと、そんなことはない気がします。試験前日などでもやめた方がいいとは言い切れませんが、いくら直前でもたくさんの情報を頭に詰め込むとごちゃごちゃになります。つまり、中途半端な知識に縛られて答えを間違えてしまったり、何となく覚えていても答えを導けない程度の知識に終わってしまう可能性が大なのです。(模試で経験した人も多いはず…そういう自分もでした。)
 結局、たくさんのことを覚えようと思ったら着実に進めてく方法をお勧めします。

納得がいかない方は、自分なりの方法を確立するなり他の本やホームページを見ても良いでしょう。

 

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