社会科学

○政治

 社会科学全般に言えますが、政治も知識の中で最も重要な科目の1つです。まずは憲法。単独での出題は減ってきている感がありますが、基本として押さえておきたいところです。他の部分もそうですが、憲法は専門試験にも関わってきます。三位一体改革が騒がれているので、地方自治も割と流行りそうです。政治学は、選挙の問題が根強く残ります(特に地方・市役所上級)。法学は市役所などでは専門にしか出ないようです。
 そして、しばらく出題率が高い分野に国際関係があります。国連の歴史などより、ここ10年ぐらいの世界情勢、社会問題などを含めた問題が多いので可能なだけ押さえておきましょう。

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○経済

 こちらも専門と関係する部分が多いです。教養試験では、ミクロ経済はさわりの部分(簡単な問題や式を使わない)の出題が多い気がします。市役所特に特別区では出ていないのでは。マクロはしっかり出ます。財政学も、三位一体のせいで政治より流行りそうな予感が。そして、現代経済事情は個々の数字より(数字などの)流れが重要と思います。

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○社会

 心理学は地方上級ではきっと出ません。市役所もたぶん出ません。国家の方受ける人はがんばりましょう。その他社会事情に関しては、昔家庭科や保健でやった知識も使えます。当然、新聞などを読んでいればわかることも多いです。参考書などは、その穴埋めに使っていきましょう。こればかりは過去問は使いにくいです。

 社会科学をどう攻略していくかですが、基本的にこの3つ(特に政治・経済)は避けて通りにくいので一通り勉強しましょう。基盤というか試験の土台としたい科目です。その上で、他の科目に追われるようであれば出題率が低そうな分野から軽く見ていくのが1つの方法でしょう。完璧を求めすぎても足下をすくわれる(奇問が出る)こともあるので、ほどほどに知識がまとまっていれば大丈夫です。一応、正答率7割突破(本番or過去問)を目標としてみましょう。

 

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